
皆さんはギャンブルは好きですか?私は節約を始める前の20代の頃はかなりの頻度でスロット・パチンコをやっていました。
まぁ〜トータルリターンはめっちゃマイナスでしたけどね(泣)
決してやるなという訳ではありませんが、ギャンブルで生活出来る人はほんの一握りの方だけです。
資産形成をする上で”足かせ”になる、ギャンブルのリターン(期待値)や付き合い方についてご紹介します。
ギャンブルとは?
ギャンブルとはお金や価値のある物を賭けて勝負する遊戯や行為のことを指します。
日本におけるギャンブルとは、パチンコ・スロット・競馬・競輪・競艇・宝くじなどが該当します。
英語では”gambling”(ギャンブリング)が用いられ、”危険な試み”や”偶然に頼る冒険”などの意味が含まれ、運に任せて幸運を得たい欲がギャンブルの本質とされています。
ギャンブルをやる人の年収層
ギャンブルをやる人の年収層ですが、低所得層から高所得層から幅広い層がいます。
低所得層
特に100万円未満の層が約37%と最も多くボリュームゾーンとなっていて、低所得層が多く含まれます。
低所得の方ほど、ギャンブルで1発当ててやろうと思う人間的な本質が働くのかなと思います。
追い込まれた人ほど”危険な試み”や”偶然に頼る冒険”をする傾向にあり、”運に任せて幸運を得たい欲”、いわゆる「一発逆転」を狙いやすい状況におかれます。
高所得層
また、600万円〜1000万円未満の年収の方の”約半数”がギャンブルにハマった経験があるなど、低所得層だけでなく高所得になるほどギャンブルへの関心が高まる傾向にあるとされています。
高所得層の場合はお金に余裕があるや、日頃のストレス解消やプレッシャーからの逃避など、責任ある立場や仕事の「ストレスを発散する手段」としてギャンブルを用いる事があります。
ギャンブル種類とそれぞれの期待値
それではギャンブルの種類とそれぞれの期待値(リターン)についてご紹介します。
パチンコ・スロット
期待値:約80%〜90%

これは台や設定によって変動します。高設定の場合は期待値がプラスの場合も出てきます。
基本的に還元率は比較的高めですが、長期的に見ればマイナスになります。
競馬・競艇・競輪
期待値:約75%(控除率25%)

控除率の25%というのは、掛け金のうち25%は主催者や運営側の取り分になるという意味です。
1000万円お金が集まった場合、25%の250万円は運営の取り分、残り75%の750万円は配当金として的中者に振り分けられるという意味です。
宝くじ
期待値:45%〜50%

期待値は非常に低く、ずっと当たらない人もいるくらいです。
宝くじで「夢を買いたい」という側面や「1発当てたい」という人は多いと思います。その考え方自体を否定はしませんが、ギャンブルの中では最も期待値が低い点と資産形成の足かせになることを理解しましょう。
また、高額当選者が大金を手にしたことで金銭感覚が甘くなり、浪費がかさんでしまったり、周囲からの財産を狙われやすくなったり、家族や友人との関係が悪化したりするリスクもあります。
ギャンブルで生活出来ている人もいる
期待値についてご紹介しましたが、これで生活が出来ている人もいるのは事実です。
しかし、ギャンブルの構造上、勝つ人と負ける人がいるのは当たり前です。
勝った人がSNSなどで発信している影には、数十人が負けています。パチンコや競馬などのギャンブルは当たり前ですが”ビジネス”です。勝つ人しかいないのなら”ビジネス”として成立しませんからね。
輝かしい成功体験(勝った報告や脳汁動画)だけを見て、同じ成功体験が出来るわけではないという事をしっかりと理解しましょう。
ギャンブルをするなら予算を決めよう
とはいえ、ギャンブルが趣味だ、生き甲斐だという人もいると思います。
ギャンブルにはこの1万円を入れたら次は出るとか、5万円入れたからこの分の時間やお金を取り戻そうという”コンコルド効果”が働いてしまい、損失が膨らんでしまうことがあります。
やるなら、月に1万円とか3万円とか、支出が収入に対してマイナスにならない様にご自身の収入に応じて予算立てをしましょう。
ギャンブルを「1発逆転」の手段とするのではなく、あくまで「予算内の趣味」とすることによって必要以上の浪費は抑えられると思います。

実際にわたしも全く行かなくなったわけではないですが(年に1〜2回程度)、行く際は”勝てればラッキー”くらいの気持ちで、必ず”趣味”として予算を立てて行くようになりました。
まとめ
ギャンブルを”危険な試み”や”偶然に頼る冒険”として理解し、期待値を把握し、いくならしっかりと予算を立てるようにしていきましょう。
少しでも資産形成を加速できるように、ギャンブルとの付き合い方を見直して見ましょう!
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