
皆様は日常においてどのような決済方法でお支払いをしていますか?
支払い方法の種類
まずは支払い方法についてご紹介します。
支払い方法については3パターンあり、前払い・同時払い・後払いがあります。
前払いは事前にチャージして支払いをする方法で電子マネーやプリペイドカード:Suica・nanaco・WAON・楽天Edy・図書カード・QUOカードなど
同時払いは決済と同時にお金が減る支払い方法で現金払いやデビットカード:Visaデビット・JCBデビットなど
後払いは後日まとめて支払う方法でクレジットカードや一部電子マネー:iD・QUICPayなど
クレジットカードについて

経済産業省によると2024年におけるキャッシュレス決済比率は42.8%とキャシュレス決済で支払いをしている人が多くなりました。
キャッシュ決済の内訳はクレジットカードが82.9%、デビットカードが3.1%、電子マネーが4.4%、コード決済が9.6%でした。
8割以上がクレジットカード決済ですが、クレジットカードの特徴でもある後払いは”借金”です。
また、クレジットカードは決済したときに手元にあるお金が減らないため、ついつい買いすぎてしまい後日の支払日の請求に震える・・・なんてことも
クレジットカードを使用する際はメリットやデメリットをしっかり理解して上手に使うようにしましょう。
【クレジットカードのメリット】
①現金を持ち歩かなくても良い:現金には紛失のリスク・持ち運びの不便さ・不衛生等のデメリットがあります。
②現金がなくても購入できる:現金が無くても購入できるというメリット・手元にお金が無くても購入できるというメリットがあります
③ポイントが貯まる:還元率はカードによって違うがだいたい0.5%〜1%が多い
【クレジットカードのデメリット】
①使いすぎてしまう:すぐにお金が減らないため、”来月の俺、頑張れ!”(借金)とついつい使いすぎてしまう。借金とは未来の自分からお金を前借りしている行為だということを理解しましょう。
②分割払いやリボルビング払い(リボ払い)による借金返済:毎月の返済額が一定になるメリットもありますが、支払いの総額が高くなってしまい借金返済が困難になってしまうケースもあります。カード会社によって金利は違いますが、大体15%〜18%の金利がかかるところが多いです。(金利手数料は出来るだけ払わない・抑えたい)
③年会費:年会費が0円のカードもあれば年会費が掛かってしまうカードもあります。自分自身の利用率を把握し還元率や年会費の金額を計算し、自分に見合ったサービスなのかを検討しましょう。(基本的には年会費0円のカードを利用しましょう)
本来支払わなくても良い手数料分を上乗せして支払う(定価より高い金額で購入する)ことになるので、”絶対やらない”ようにしましょう。
予算を決めていたり、使用履歴などを確認して正しい付き合い方をしていきましょう。
デビットカードについて

デビットカードとはクレジットカードの一種で、決済時に連携した銀行口座から即座に引き落としされるカードになります。
クレジットカードのように便利に使うことが出来ますが、後払い(借金)ではなく現金と同じように同時払いになるため使いすぎの抑制、借金にならない、お金の管理がしやすいといった特徴があります。
また、クレジットカードは利用限度額まで利用可能できますが、デビットカードは口座内の残高内しか使えないため使いすぎの防止にもなります。
また、現金と違う点としてクレジットカードと同じようにポイントの付与がある点になります。
ポイントの付与がない現金と比べても、是非活用していきたいです。
【デビットカードのメリット】
①使いすぎの防止:現金支払いと同じく、口座内にある分しか使用することが出来ないため使いすぎの防止に繋がります。
②審査無しで発行出来る:クレジットカードと違い、審査無しで発行できることが多いです
③家計管理がしやすい:利用履歴がアプリで確認出来るため、後追いしやすく家計管理が簡単になります
【デビットカードのデメリット】
①不正利用時の補償が薄い:クレジットカードと比べて不正利用時の補償が手薄くなってしまう場合があります。
②引き落とし口座に指定出来ない場合がある:デビットカードは銀行口座と連携しているため場合によっては引き落とし口座に変更することが出来ない場合があります。
借金にならない、ポイント付与がある、小銭を持たなくても良い、管理が簡単等の理由やデメリット部分はクレジットカードで対応する事が出来るため、私自身このデビットカードをメインとして使用しています。
電子マネーについて

電子マネーについては事前にチャージをして決済時に使用する支払い方法になり、代表的なものでいうとSuica・nanaco・WAON・楽天Edyなどが挙げられます。
事前にチャージをしているため、こちらも借金にはならず、ポイント付与もあるため利用している方も多いのではないでしょうか?
【電子マネーのメリット】
①スピーディーな決済:現金と比べてお釣りが発生しないのでスムーズな決済をすることが出来ます
②現金を持ち歩かなくても良い:お金を引き出すこともなければ、小銭の多い財布を持ち歩かなくても良いです
③ポイント還元がある:現金支払いと違いポイント付与があるためお得に買物が出来る
④個人送金が出来る:一部機能になりますが、家族や友人に送金をすることが出来ます。
⑤支払い履歴が分かる:わざわざレシートを保管していなくても支払い履歴を見ることが出来る
【電子マネーのデメリット】
①チャージの手間:決済する時には便利な電子マネーですが、事前にチャージをしないといけない手間がデメリットになる場合があります
②ネットワーク障害による場合:ネットワークの障害が発生してしまった際に支払いが困難になってしまう場合があります
③現金化できない:基本的に現金化が出来ないため間違ってチャージしてしまった分を現金に戻すことができなくなってしまいます。
現金支払について

2025年7月現在において現金支払いの比率は50%以上を占めています。
【現金支払いのメリット】
①使い勝手の良さ:多くの場所で使うことが出来る。
②特別な手続きや機器が不要:仕様にあたって特別な手続きやききやが不要なため誰でも使えます。
③使い過ぎ防止:現金が出ていく実感があるため、使いすぎを抑制することが出来る。
【現金支払いのデメリット】
①ポイント付与がない:キャッシュレスと違い決済をしてもポイント還元の恩恵を受けることが出来ない。
②会計時に時間が掛かる:キャッシュレスと違いお金の受け渡しに時間が掛かる。
③荷物が増える:小銭や財布を持ち運ばないといけないため荷物が増えてしまう。
④盗難や紛失のリスクがある:盗難や紛失をしてしまった場合の補償はない。
⑤家計管理が手間:支払い履歴をレシートでしか確認出来ないため家計管理の手間が増える。
⑥不衛生:お金は不足的多数の人に長く使われているため衛生面上の観点から見ても不衛生。
ポイントについて


お金とは一生涯付き合っていかないといけないので、私からはキャッシュレスをおすすめします。
20歳から80歳までの60年間、現金支払いとキャッシュレス支払いで払った場合のポイント計算をして見ます。
【キャッシュレス支払いの場合】
カードの種類:クレジットカード(仮定)
還元率:1%(仮定)
毎月の支払い金額:10万円(仮定)
1️⃣支払金額10万円に対して毎月の還元率が1%なので1,000ポイント
2️⃣年間で12ヶ月のため12,000ポイント
3️⃣60年間運用を続けた場合72万ポイント
【現金支払いの場合】
還元率はないので0ポイント
ポイントによっては投資で運用することも出来るので、優良なインデックスファンドに投資をすることで何倍にもなる可能性もあります。
まとめ
色々な支払い方法がありますが、住んでいる地域や個人的に相性の良い決済方法もありますので、各決済の特徴を理解して自分にあった決済方法を活用しましょう!
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